■接種期間:平成25年4月から
生後3ヶ月〜12ヶ月まで
標準接種は生後5ヶ月〜8ヶ月
■接種後の反応
- 通常の反応:接種後10日頃に接種部位に赤いボツボツができ、一部にうみができることがあります。この反応は接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後はかさぶたができて接種後3ヶ月までに治り小さなあとが残るだけになります。
- コッホ現象:結核にかかっている状態でBCGを接種すると、接種後早期に(早ければ1〜2日、遅くとも10日以内に)局所が赤くなり腫れたりうみが生じること(コッホ現象)があります。この場合は小児科専門医を受診してください。
そもそも乳児期にBCG接種を行う理由は、乳児が結核にかかると非常に重症化して全身性結核(粟粒結核)や結核性髄膜炎になって死亡したり重い後遺症を残すからです。それを防ぐためには、人生のできるだけ早い時期にBCG接種をすることが望ましいのです。できるだけ乳児期早期に接種をすませるようにしましょう。
参考:結核とBCG接種について
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